事例で解説
離婚問題の手続きをしたDさん
- 「お金」と「子ども」の問題をクリアし、人生の再出発ができた。
- 離婚問題の解決事例:
Dさん(30代・女性)
相談のきっかけは?
- 身近な人に相談をしても、
不安が増すばかりだった。 - 30代・主婦のDさんは、大手企業に勤務する夫と2人の子ども(小学生)と一緒に、平穏な毎日を送っていました。ところが、結婚10年目を迎えたある日、夫が数年前から別の女性と不倫関係にあることが発覚。Dさんは「裏切られた」との想いが強く、結婚生活の継続は難しいと判断し、離婚を考え始めました。ところが、いざ離婚について考えてみると、「夫との話し合いの進め方は?」「離婚後の生活はどうなる?」「子どもの親権はどちらに?」といった悩みや不安が次々に出てきます。そこでDさんは、身近な人に相談してみたものの、感情論に終始するばかりで現実的な解決策が見えず、余計に不安になってしまいました。そこで、離婚問題に詳しい弁護士に相談してみることにしました。
「みお」の「離婚セミナー」に参加
- 離婚セミナーに参加することで、基本がわかり
弁護士のイメージが変わりました。 Dさんは離婚について弁護士に相談したいと思いましたが、法律事務所に行ったことも、弁護士と話をしたこともありません。「上手く説明できるだろうか?」「何から相談すれば良いのだろうか?」と不安になっていたところ、「みお」が開催している女性限定の離婚セミナーに無料で参加できることを知り、まずはセミナーに参加することにしました。
セミナーでは、女性弁護士が「離婚の法律に関する基礎知識」や「これまでの解決事例」などをもとに、とくに「お金」と「子ども」の問題で気を付けるべきこと、手続きの進め方などについて、ていねいに、わかりやすく教えてもらうことができました。女性限定のセミナーということもあり、女性の立場からの離婚の進め方が理解できた上、弁護士に対する「怖い」「堅苦しい」といったイメージが払拭されました。Dさんは、「みお」の弁護士から離婚問題に対する取り組み方や考え方を聞けたことで安心し、相談することに決め、相談予約をして会場を後にしました。
※「みお」では、男性限定のセミナーも開催しています。セミナー情報はこちらから。
「はじめての離婚相談」を利用
- 弁護士との離婚相談のおかげで、
解決までの道筋が見え、決意が固まりました。 - セミナーの翌週、Dさんは離婚を考え始めたきっかけ、現在の家庭の状況、離婚する際の条件などについて、自分なりにまとめたメモをもとに、「みお」の弁護士に相談しました。
また、Dさんは、夫と不倫相手の間で交わされたメールの内容、ホテルを利用した際の領収書などを「証拠」として持参しました。それらを確認した弁護士は、夫が不倫をしており、夫の行動はDさんに精神的な苦痛を与えるものであったと判断。Dさんに対して、離婚の請求が可能であることを伝えました。
さらに、「みお」の弁護士は、Dさんの置かれている状況をもとに、離婚に向けた話し合いの進め方、慰謝料・養育費の金額、財産の分け方、子供の親権獲得の見通しなどを明らかにしました。Dさんが最も不安に感じていた「離婚後の生活設計」についても、収入の増やし方や公的補助の利用方法などのアドバイスを行いました。
たった1度の相談で、身近な人に相談してもわからなかったことが明確になり、精神的な苦しみからも解放されました。弁護士相談の内容と結果に納得したDさんは、弁護士に離婚手続きのサポートを依頼。離婚に向けた話し合いを開始することにしました。
離婚に向けた話し合いを開始
- 離婚成立を目指し、弁護士が交渉を担当。
財産分与・慰謝料の合意は得られましたが…。 - 弁護士を味方につけたDさんは夫に対して、離婚の意思を伝えるとともに、慰謝料と養育費の具体的な金額と支払い方法などを提示し、話し合いをスタートさせました。夫は当初、Dさんからの離婚請求に応じない姿勢を見せていましたが、弁護士がDさんに代わって交渉を担当することで、間もなく夫も離婚に合意しました。
大手企業に勤務する夫は収入も多く、預貯金や不動産(自宅)のほか、有価証券などの財産も所有していました。揉めることが多い財産分与についても弁護士が交渉し、預貯金などの財産は夫婦できちんと1/2ずつに分けること、自宅は売却して売却益を1/2ずつに分けること、慰謝料はDさんの提示した金額を支払うことなどで合意しました。
ここまでは順調に進みましたが、夫は自分に経済力があることを理由に、「子ども2人は自分が育てる」と主張し、Dさんが親権を持つことと、養育費の支払いを拒否してきました。
離婚調停を経て、無事に離婚が成立
- 調停を申し立てて、Dさんが親権を獲得。
離婚協議書も作成し、人生をリ・スタート! - 夫は親権と養育費の支払いについては、態度を頑なにしていたため、Dさんと「みお」の弁護士は、裁判所に調停を申し立てることにしました。「みお」の弁護士は、Dさんが調停委員にしっかりと自分の想いを主張し、それがきちんと伝わるよう、Dさんと一緒に十分に対策を練って調停に臨みました。
調停の場では、Dさんご自身が常に子どもの世話をしてきたこと、離婚をすることで子どもの生活に支障が出ないよう生活設計を立て、身内などの協力も得られることなどを具体的に主張しました。そして、Dさんは夫が子どもを想う気持ちを尊重し、離婚後に夫と子どもが会うこと(面会交流)に関しては、緩やかな決まりを設けるだけにとどめました。その結果、夫はDさんが親権を得ること、養育費を支払うことに同意し、裁判に発展することはありませんでした。
調停離婚が成立した後、子どもの姓を変更する手続きをしましたが、この時は、「みお」の弁護士のサポートを受けました。Dさんは無事に人生の再出発を切ることができました。
Dさんは実感しました。
弁護士に離婚の相談をしなければ、人生の再出発は難しかった。
- 弁護士に相談していなければ・・・
- 相談して良かったDさん
離婚を検討中でも、手続き中でも、
弁護士にご相談いただけます。
離婚とは、人生の再出発を迎えるための大切な手続きです。離婚に至るまでの理由、現在の状況、これからの生活設計など、ご相談者さま一人ひとりのお考え、お気持ちにしっかりと寄り添いながら、ベストな解決策をご提案します。
離婚問題に限らず、法律で解決できる問題については、できるだけ早めにご相談いただくほうが、解決までの道筋がスムーズになります。ですから、「離婚をしたほうが良いか迷っている」という段階でも、遠慮なく弁護士にご相談ください。離婚すべきかどうか?の判断基準や、トラブルなく離婚を進める方法などもアドバイスすることができます。また、既に離婚に向けた具体的な手続きに入っている方でも、手続きに落ち度はないか?離婚後を見据えて有利に手続きを進める方法はないか?といったご相談、サポートが可能です。
弁護士への相談に抵抗を感じる方は、毎月開催している「離婚セミナー(男女別・無料)」にご参加いただき、「みお」の解決ノウハウや弁護士の人柄に触れてみてください。
- スムーズな再出発に向けて、充実のサポートを提供します。
- 離婚の可否の判断、解決までの道筋を明らかにするだけでなく、相手との交渉、調停・裁判に発展した場合の対応、離婚協議書の作成や離婚後の各種手続きまで、弁護士をはじめ「みお」のスタッフがあなたをサポートします。身近な人にも相談できなかった夫婦間の悩みやトラブルも、離婚問題を数多く手がけてきた専門家が、きちんと耳を傾け、お気持ちに寄り添いながら解決を目指します。お一人でのご相談が不安な方は、親御様などと一緒にご来所いただくこともできます。30分(無料)の相談で、答えはきっと見つかりますので、どうぞお気軽に「はじめての離婚相談」をご利用ください。
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