「暮らしに役立つ法律情報」は、過去に配信していたメールマガジンの内容です。
最新の情報とは異なる場合があります。予めご了承ください。
「弁護士」というと、「怖い」とか「敷居が高い」と言われるのですが、
実際にはそんなことはありません。身近な暮らしのトラブルについて、
法律の知識を使って、コツコツと解決していくのが弁護士の仕事。
何でも相談できる、身近な相談役くらいに思ってもらえると嬉しいです。
実際に、私の友人や親類などは、些細なことで相談してきます。
「いつも自宅の前に、クルマを停められて迷惑している」
といった程度の内容であることがほとんどです。
そういった些細な問題から、暮らしに大きな影響を与える問題まで、
いろいろと困ったトラブルを気軽に相談できる「かかりつけ弁護士」
がいてくれたら、便利で安心なのではないでしょうか。
弁護士が、ちょっとした体の調子の変化を相談できる、
近所のお医者さんと同じような存在になれば良いなと思っています。
普段はあまり意識されていないと思いますが、私たちの暮らしには、
色んなトラブルのもとが隠れています。「借金が返せなくなった」
「会社をいきなりクビになった」「交通事故に遭った」
「遺産相続の手続きが必要になった」「子供が怪我をさせられた」
「買い物をしたら不良品だった」「会社でセクハラに遭った」
「痴漢の疑いをかけられた」...など、例を挙げていけばキリがありません。
上記のような、身近な暮らしの中で発生する様々なトラブルに
直面した場合、素早く、確実に解決するために、
できれば「法律のプロ」である弁護士に相談したいと思われるはずです。
親しい人のとの会話の中で、冗談めかして「訴えてやる」といった
セリフを使ったこともあるかもしれません。
ところが、本当にトラブルに直面してしまったとき、実際に弁護士に
相談される方はどれだけいらっしゃるでしょうか。そういった場面で、
弁護士に相談できない理由は、最初に挙げた「怖い」とか
「敷居が高い」といったものであったり、
「弁護士費用は高い」といったイメージが浸透していたりするからです。
何度もお話ししますが、弁護士は決して「怖い人」ではありません。
ここ数年、借金問題でのご相談に来られる方がとくに多いのですが、
皆さんは決まって「もっと早く相談すれば良かった」と仰います。
相談に起こしになる前は「借金をしたことで叱られるんじゃないか」、
「相談するのは恥ずかしい」とお考えになっていた方も多いようです。
しかし、私たちは法律のプロとして、皆さんと一緒に
解決策を練り、本当の解決に向けたアドバイスとサポートを行う
ことが仕事です。様々なトラブルの解決に向けて、真剣に向き合って
いきますので、お気軽にご相談にお越しいただければと思います。
そもそも、「弁護士は怖い人」「相談するのは恥ずかしい」というのは、
実際に弁護士に会ったり、話をしたりしたことがないために、
そういったお気持ちになられるのだと思います。
私が「かかりつけ弁護士」をオススメするのは、何かあった場合に、
気軽に相談できる関係を構築しておくことが大切だと考えるからです。
「相談料は高額なのでは?」という心配があるかもしれません。
当事務所の場合、個人の方のご相談をお受けする「かかりつけ弁護士」
の契約費用は、月額5千円で設定させていただいています。
何らかのトラブルに巻き込まれてしまった場合、
すぐに弁護士にご相談いただける環境が、月額5千円で整えられます。
「かかりつけ弁護士」としてご契約いただくことで、
買い物、セクハラ、借金問題、労働問題、交通事故...
様々な場面でのトラブルに関するご相談に応じ、
適切なアドバイスをご提供できるということのほかに、
「冤罪を防ぐ」ことにも大いに役立ちます。
電車通勤の男性会社員の方で、満員電車の中で痴漢に間違えられる
ことが怖いという方も多くいらっしゃいます。
「痴漢などしていないのに、警察に連れて行かれた」といったとき、
すぐ弁護士にその場で電話していただきましたら、
いきなり逮捕などされずに済むこともあるのです。
「かかりつけ弁護士」は、安心した毎日を過ごすための、
一種の保険とお考えいただくのも、良いかもしれませんね。