伊藤 勝彦KATSUHIKO ITO
大阪弁護士会所属 52期
登録番号:27386
個人の方からのご相談は、お金に関する内容が多くなります。お金の問題の多くは法律で救われることを知らず、言われるままに返済し続けて苦しんでおられるのです。なかには、「命を絶ってしまおう」とまで思い詰めていた方の力になれた事例もあります。
もう返済の必要がないこと、そればかりか、手続きをすれば払い過ぎたお金を取り戻せることがわかると、本人とそのご家族が見違えるように生気を取り戻されます。
決着がつき、苦しみに耐えてがんばってこられたことが報われて、依頼者と一緒になって喜びあう瞬間、弁護士という職業のやりがいを実感します。
たとえば、お金の交渉で、弁護士によっては交渉が長引くの敬遠して妥協してしまったり、10万円以下は切り捨て扱いにしたりすることもあるようですが、そのようなことは私には考えられないことです。依頼者の立場で考えれば、たとえ少額であっても、大切なお金であることに変わりはないのです。また、こちらの要求や論理を押しつけるだけの交渉では、問題はなかなか解決しません。相手の手の内を予想して、押したり引いたりしながら、落としどころを探るわけです。交渉の場面で大切にしているのは、「納得と調和」です。最終的にはお互いができるだけ不満を残さず、バランスよく落ち着けるような結論に導くよう心掛けています。
中学生の頃に見たアメリカの法廷ドラマ番組「ペリーメイスン」が、弁護士という職業を意識した原点です。会社名や役職名ではなく自分の名前で仕事ができ、在野の一個人でありながら巨大な組織とも対等に勝負できるところに強く惹かれました。
根底にあるのは困っている弱い立場の人の味方になること。青臭いかも知れませんが、そこは自分の信念として曲げずに貫いていくつもりです。
大阪弁護士会所属 52期/登録番号:27386
1973年 | 静岡県天竜市生まれ |
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1992年 |
静岡県立浜松北高等学校卒業 東京大学文科Ⅰ類入学 |
1997年 |
東京大学法学部卒業 司法試験合格 |
1998年 | 司法研修所第52期司法修習生 |
2000年 | 弁護士登録 |
2003年 | みお綜合法律事務所のパートナー(共同経営者)となる |
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