今回のテーマ
年末総集編③~交通事故~
今年、みお綜合法律事務所に多く寄せられた相談の第3位は、交通事故です。
交通事故に遭遇した場合、被害者はまず治療に集中することが重要ですが、治療に専念する一方で、示談交渉の際には、専門の弁護士に依頼することがお勧めです。
保険会社の提案する示談金額と、弁護士が算出する金額には大きな違いがあり、弁護士が関与することで、示談金や慰謝料の金額が大きく変わることがあります。
今回は、弁護士の介入により適切な示談交渉を行えたケースについて紹介します。
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澤田先生、今日はどんなテーマのお話でしょうか?
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今週も、年末の総集編です。まずは今年、みお綜合法律事務所でご相談が多かったベスト5をご紹介します。今回は3位 交通事故についてです。
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交通事故もケースによって、負担割合や金額も様々だと思いますが、被害を受けた場合、どうすればいいでしょうか?
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交通事故の被害者になったら、まずは治療に専念してほしいと思います。そして示談交渉についてはぜひ弁護士にお任せください。保険会社の基準と、弁護士の基準は違います。その差はおよそ2倍にものぼります。
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2倍は大きな差ですね。
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交通事故の示談金・慰謝料交渉は弁護士選びで変わります。みおは、示談交渉に圧倒的な実力があります。
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それは頼もしいですね!交通事故の損害賠償で特に問題となる点を教えて頂けますか?
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まずは後遺障害の等級についてです。お医者さんは治療のプロですが、後遺症の認定のための診断書を記載するプロではありません。たとえば、「むちうち症」と診断されても12級または14級、骨折による関節の機能障害で8級、10級または12級の後遺障害等級が認定される可能性があります。等級が異なれば、後遺障害の賠償額はけた違いに上がります。
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等級の差がそのまま賠償額に反映されるということですね。
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例えば、むち打ちで14級の認定+耳鳴りの後遺症を主張して12級の認定となり、824万円の賠償金で解決があります。これがむちうちだけだと200万円から300万円程度になるんです。
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そんなに金額が違うんですね!
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交通事故で怪我をし、3か月~6か月治療しても症状が継続しているという方は、示談金額が大きくなる可能性がありますので、弁護士への相談・依頼の検討が必要です。みお綜合法律事務所では、交通事故で怪我をされた方から、後遺障害申請や示談交渉のご依頼を多くお受けしていますので、まずはご相談ください。
みおのまとめ
保険会社と弁護士の示談金基準には大きな違いがあり、弁護士の選択が示談額に大きく影響します。
後遺障害の等級によって賠償額が大きく異なるため、適切な判断が必要です。
交通事故の被害に遭われてお困りの方は、ぜひみお綜合法律事務所にご相談いただければと思います。