今回のテーマ
過払い金特集①
消費者金融やクレジットカードのキャッシングで支払った高金利。
実は、その一部が「過払い金」として返還請求できる可能性があります。
特に10年以上前に取引があった方は要チェックです。
完済後でも請求可能で、数十万円から数百万円の返還実績も。
ただし、完済後10年で時効を迎えるため、請求を躊躇している方は急ぐ必要があります。
今回は、まだまだ多くの相談が寄せられている「過払い金」について詳しく解説します。
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今日は「過払い金」のお話をしたいと思います。
「過払い金」のお話をこの番組でも定期的にお話していますが、まだまだたくさんのご相談を頂いています。 -
澤田先生、改めて「過払い金」について、簡単にお話いただけますか?
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今から10年以上前は消費者金融やクレジットカード(特に大手スーパー、百貨店、ショッピングセンターなどの提携カード)のキャッシングは20%を超える金利が普通に設定されていました。
借りたときに、返す時に払いすぎた金利・・・これが「過払い金」です。
代表的なものは、大手消費者金融などで長年取引をされているケースや、クレジットカードのキャッシングなどです。 -
グレーゾーン金利とは、利息制限法(10万円未満20% 100万円未満18% 100万円以上15%)と出資法の上限金利(29.2%)のあいだの金利です。
貸金業者は厳しい条件をクリアすれば有効とされていましたが、平成18年の最高裁判決でものすごく厳しい条件が示され、事実上有効とされる余地がなくなったんですね。
平成22年6月18日以降、出資法の上限金利が20%に引き下げられ、このグレーゾーン金利が撤廃されました。
過去にさかのぼってグレーゾーンの金利での計算が無効となったので、払いすぎた金利の返還を請求できることになりました。 -
「本当にお金が戻ってくるの?」なんて思っていらっしゃる方もまだいらっしゃるのではないでしょうか?
最近、みお綜合法律事務所であった事例をご紹介いただけますか? -
例えば、最近相談に来られた方で、60代の女性の方がいらっしゃいました。
この方は、平成10年頃から消費者金融で20万円のキャッシング枠を使ってお金を借りていたんですね。
ご本人は、利息は少し高いとは思いつつも、その利率が問題あるものとは気付かずに、長い間そのまま支払っていたようです。
ところが、私たちが調査した結果、その20万円の枠で過払い金が180万円も発生していたことが分かりました。
この方の場合、ギリギリ10年の消滅時効が成立する直前だったため、早めに相談してくださって本当に良かったです。 -
また、別の例では、近所のスーパーで作ったクレジットカードでキャッシングをしていたケースがあります。
こちらの方も、平成10年頃から50万円のキャッシング枠を利用していたのですが、利息制限法の上限を超える金利が適用されていたため、長年にわたり過剰な利息を支払っていたのです。
結果、50万円の利用枠に対して260万円の過払い金が発生していたことが分かりました。
この方もあと3ヶ月遅ければ時効が成立してしまうところでしたので、早めにご相談いただけたのは本当に幸運でした。 -
過払い金請求をすると何かデメリットはあるのでしょうか?
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借金完済後であれば、信用情報に影響しません。
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過払い金請求というと先生のいらっしゃる弁護士事務所に加えて、司法書士事務所のCMなども見かけますが、どう違うのでしょうか?
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司法書士は140万円以下に限って、法律相談、交渉、訴訟ができるとされています。
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大きな金額が戻ってくることもある…ということで、はじめから弁護士事務所に相談する方がいいかもしれませんね。
みおでは確か、「過払い金無料調査サービス」というのがありましたよね? -
みおの「過払い金無料調査サービス」は過払い金の有り・無しや、回収できる可能性などを費用も一切無料で調査するというサービスです。
借入先を伺うだけで明細書や契約書は不要です。
ご家庭に内緒で調べることもできます。
費用の面でも、【完全成功報酬制】で「過払い金請求」の手続きの費用も実際に回収できた過払い金から後払いして頂けますので、損をすることもありません。
相談しようか悩んでおられる方、まずはお気軽にお電話ください。
みおのまとめ
具体的な請求額は、取引履歴や期間によって大きく異なりますが、数十万円から数百万円の返還実績もあります。
みお綜合法律事務所では、無料調査サービスを提供しており、借入先を伺うだけで過払い金の可能性を確認できます。
また、完全成功報酬制を採用しているため、実際に回収できた金額からの後払いとなり、依頼者の経済的負担を最小限に抑えています。
過払い金請求をお考えの方は、時効が迫っている可能性もありますので、まずはお気軽にご相談ください。