今回のテーマ
離婚のご相談について
夫婦間の問題はとても繊細で、特に小さなお子さんがいる場合は複雑さが増します。
今回の放送では、「離婚」をテーマに、親権や養育費、慰謝料などの金銭問題、話し合いがまとまらないときの調停制度について解説します。
実際に寄せられた相談事例も紹介しながら、離婚を考えるときに知っておくべき基本的なポイントをお伝えします。
-
澤田弁護士 今回は「離婚のご相談」についてお届けします。
近頃、若い夫婦の離婚問題、親御さんからの相談も増えています。 -
詳しく教えて頂けますか?
-
澤田弁護士 最近ご相談頂いた案件です。
「息子がまだ1歳のこどもを連れて実家に帰ってきた」ということで、嫁の暴力とモラハラで離婚を検討しているという内容でした。 -
離婚問題は心身ともに、お子さんに与える影響が大きく、心配ですね。
-
澤田弁護士 お子さんがまだ幼い場合の問題点としてはいくつか挙げられます。
まずは、親権はどちらがもつかということです。
現在は父か母か、どちらかの単独親権となっているので、離婚時にどちらが親権者になるか決めなければなりません。
ただし、去年の5月に離婚後の共同親権を選択できるように法律が改正されて、来年5月までに施行されることになっています(時期はまだ決まっていません)。
ただ、共同親権となっても、こどもがどちらの親と一緒に住むかは決めなければなりません。 -
お金の問題もつきまとってきますよね?
-
澤田弁護士 はい。やはり養育費の問題が出てきます。
さらにその他にも清算すべきお金の問題があります。
例えば、暴力や不倫などが絡んできた場合、慰謝料の設定が行われるほか、その他親族とのお金の貸し借りの問題など、周りを巻き込んでお金を精算する必要があるケースもみられます。 -
うまく折り合いがつかず、話し合いが平行線をたどるといったことも多いと思いますが・・・
-
澤田弁護士 話し合いがまとまらなければ、家庭裁判所で調停という制度もあります。
いずれのケースも、まずはみおにご相談頂ければと思います!
みおのまとめ
また、今後は共同親権の導入も予定されており、制度の理解も必要です。
さらに、離婚に伴って発生する金銭面での調整や、話し合いが難航した場合の家庭裁判所での調停など、ひとりでは抱えきれない問題が多くあります。
「みお綜合法律事務所」では、こうした複雑な離婚問題に寄り添いながら、最適な解決策をご提案します。
悩んだら、まずは「みお」へご相談ください。