今回のテーマ
借金整理は、ちゃんとした弁護士に相談を
借金の返済が難しくなったとき、どう対処すればよいか悩んでいませんか?
返済額が月々の生活を圧迫してしまうケースでは、法的な債務整理の選択が重要になります。
今回は、自己破産や民事再生の違いや判断のポイント、やってはいけない注意点について、わかりやすく解説します。
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澤田弁護士 今回は「借金整理は、ちゃんとした弁護士に相談をしてもらいたい!」ということで、借金整理についての話をしたいと思います。
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詳しく教えて頂けますか?
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澤田弁護士 年収300万円~500万円前後で、これくらいのカードローンやリボ払いの借金があったら、返済だけでも毎月5万円近くなり、普通に返済していくのは無理です。
最近10年以内の借り入れの場合は、過払い金が発生する余地がなく、弁護士が間に入って交渉しても、元金が減ることはありませんので、任意整理という方法で返済することは無理です。 -
では、どのように対応すればよろしいのでしょうか?
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澤田弁護士 法的整理としては、自己破産と民事再生があります。
自己破産の場合は、免責ということで借金が0になります。
民事再生の場合は、総額500万円以下の借金の場合は100万円を3年かけて返せば残りは免除、
500万円以上の場合は5分の1に圧縮した金額を3年かけて返済する(たとえば600万円なら120万円)ことで、残りは免除となります。 -
自己破産と民事再生、どちらを選択すればいいのでしょうか?
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澤田弁護士 どちらがよいかというのは、民事再生で返済をすることが見込めるだけの収入が継続してあるかで決まります。
返済できるなら破産はしたくないという方もいらっしゃいますが、自己破産がいいのか民事再生がいいのかは、それぞれメリット・デメリットがありますので、まずは弁護士に相談してください。
相談しようか悩んでおられる方、まずはお気軽にお電話ください。 -
やっぱり、みおに相談ですね!
逆に借金を抱えている状況で、何かしてはいけないことはありますか? -
澤田弁護士 いくつかあるのですが、例えば、
・身内が中途半端に借金を肩代わりする → 借入枠が残るので、また借り入れをしてしまう
・ネットなどで安易な副業などの情報に騙され、犯罪に加担してしまう(闇バイト、口座の売却、ショッピング枠でブランド品を買って換金など)
・悪徳の弁護士事務所にひっかかり、無理な任意整理をしてしまう
借金問題は、ちゃんとした弁護士に頼んでほしいと思います。
みおのまとめ
また、副業詐欺や悪徳事務所に巻き込まれるリスクもあるため、信頼できる専門家の判断が欠かせません。
みお綜合法律事務所では、こうしたお悩みに丁寧に寄り添い、最善の解決を一緒に探します。
借金の不安を一人で抱えず、まずは「みお」にご相談ください。