自己破産と民事再生 - みお綜合法律事務所
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今回のテーマ

自己破産と民事再生

借金問題に直面したとき、自己破産や民事再生といった法的整理の選択肢が頭をよぎるかもしれません。
今回は、特に500万円以上の借金を抱える場合に考慮すべき対処法について、詳しく解説します。
自己破産や民事再生の仕組み、それぞれの手続きを選択した場合のメリット・デメリットを分かりやすくご紹介します。

  • 澤田弁護士
    澤田弁護士

    先週に引き続き、借金問題ついて詳しくお話しします。
    今回は、「自己破産と民事再生」についてです。
    みお法律事務所へのご相談総数で一番多いのは借金問題のご相談です。
    借金問題といえば、年間で1000件以上のお問い合わせをいただいています。
    具体的には、任意整理、自己破産、民事再生、過払い金請求、消滅時効援用といった相談が多いです。
    今、借金が払えなくて困っているという状況の方には、借金の額と返済能力、持っている財産などをお聞きして、最適な解決方法をご提案します。

  • 男性

    詳しく教えて頂けますか?

  • 澤田弁護士
    澤田弁護士

    中には、借金が500万円以上になっている方もいらっしゃいます。
    銀行のカードローン、車のローン、奨学金の返済、お買い物のリボ払いやクレジットカードのキャッシング・・・。
    年収500万円くらいの方でも、こんな形で借金が500万円以上になっている方もおられるんです。

  • 男性

    一般的な家庭にとっては大きな額ですね・・・。

  • 澤田弁護士
    澤田弁護士

    これくらいの金額になると、任意整理は難しく、法的整理を検討します。
    自己破産の場合は、借金が0になります。
    民事再生の場合は借金額の5分の1(最低100万円)を3年で分割弁済すれば、残りは免除されます。
    法的な整理の場合は、法律のルールに従って処理する必要がありますので、経験豊富な弁護士に相談することが大切です。

  • 男性

    弁護士に相談することが大切なんですね。

  • 澤田弁護士
    澤田弁護士

    弁護士事務所や司法書士事務所の中には「借金が減額できますよ」などと広告しておきながら、法的整理ではなく、到底返済できないような任意整理の和解を業者と行い、着手金などの費用を取って放り出してしまうところもあり、業界でも問題になっています。

  • 男性

    悪徳業者がまん延しているんですね。

  • 澤田弁護士
    澤田弁護士

    破産と言っても、無一文になって、全てを失うわけではありません。
    借家などに住んでいる場合は全く影響はありません。
    普通預金は99万円まで持っていて良いですし、車も国産車で高級車ではなく、かつ7年以上前のものであれば、無価値と評価されますので取り上げられません。

  • 男性

    裸一貫になるわけではないんですね。
    弁護士費用は一括で支払わなければならないんでしょうか?

  • 澤田弁護士
    澤田弁護士

    弁護士費用については、分割払い可能です
    弁護士に依頼した時点で、業者に対する支払いを一旦ストップして、裁判所で申立てが認められるまで、弁護士が間に入りますので、業者から直接督促される心配はありません。
    法的整理を選択する場合には、弁護士に依頼した時点で、事実上借金から解放される見通しが立つことになります。

  • 男性

    まずは弁護士に相談ですね!

みおのまとめ

借金が500万円以上になると、法的整理が必要となる場合があります。
自己破産では借金がゼロになり、民事再生では借金の一部を分割返済することで残りが免除されます。
しかし、これらの手続きには法律の専門知識が必要です。
借金問題でお悩みの方は、ぜひ「みお」にご相談いただければと思います。