今回のテーマ
弁護士の仕事について~その②~
前回に引き続き、弁護士の仕事について解説します。
弁護士は代理人としてだけではなく、コンサルタントの役割も担っており、相続のトラブル防止から事業承継、遺言作成まで、幅広くサポートを行うことが可能です。
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今日は先週に引き続き、弁護士の仕事についてお話ししたいと思います。
弁護士は代理人として交渉できるというお話をしましたが、実はコンサルタントのようなことも頼めます。 -
具体的に教えて頂いてもよろしいでしょうか?
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弁護士は紛争解決のプロなので、紛争予防のプロでもあります。
これまでに、相続のトラブルをいっぱい経験していますので、たとえば終活で事業を承継したり、遺言を作成したりといったことも担います。 -
そんなことまで頼めるんですね。
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例えば「自社株が先代の兄弟に分散しているので、買い戻して集約したい」といった依頼もあったりします。
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交渉の延長線上でのお仕事も多いんですね。
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この他にも事業を継ぐ子供が複数いて、会社を分けてそれぞれに責任を持たせたいといったケースなど、ご要望は多岐に渡ります。
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会社によって状況は様々ですからね。
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また、あらかじめ不動産や金銭などの財産を信頼できる家族に託し、管理や処分を任せることができる「家族信託」を活用し、
障害を持つ子供が生涯一定の収入があるように収益物件をもたせたいといったご要望や、
後妻と前妻の子供が揉めないように遺言をきちんと書いておきたいといったケースもあります。
法人や個人事業主であれば顧問契約をして、契約書のチェックや法律上のアドバイスなどもします。 -
まさに弁護士は、心強い、頼れるパートナーですね!
みおのまとめ
弁護士はコンサルタントとしての役割も担っており、相続トラブルの未然防止や事業承継計画の策定、遺言の作成など、対応可能な領域も幅広いです。
法的な問題に直面した際には、ぜひ弁護士にご相談いただければと思います。
法的な問題に直面した際には、ぜひ弁護士にご相談いただければと思います。