今回のテーマ
悩んでいることは今年中に解決を〜その2 自己破産〜
借金問題に直面したとき、自己破産は人生の終わりではなく、新たな出発点となり得る選択肢です。
賃貸住宅に住み続けられることや、会社への影響など、意外と知られていない自己破産の実態があります。
今回は、850万円の借金を抱えた方の具体的な事例を通じて、自己破産の実務と注意点について紹介します。
-
先週に引き続き、今年も残すところあとわずかということで、「悩みは今年のうちに解決しましょう その2」をお届けします。
今回は借金問題と自己破産についてです。 -
お金についてもしっかりと整理して新年を迎えたいです!
-
自己破産というと人生終わりみたいに思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、再出発のための前向きな手続きだということを知っていただきたいです。
-
ぜひよろしくお願いいたします!
-
最近ご相談に来られた方の例をご紹介します。
50代の方で、銀行カードローン・消費者金融・クレジットカードなどで850万円の借金を抱えておられました。
その内訳は
①ネットで申し込める銀行のカードローン3社で約550万円
②消費者金融とクレジットカードのリボ合計150万円
③社会福祉協議会150万円
でした。 -
どのような判断をされたのでしょうか?
-
自宅は賃貸住宅で、ほかに資産もないということでしたので、自己破産をお勧めしました。
自己破産の場合、賃貸住宅はそのまま住むことができます。 -
自己破産という言葉を聞くと、家も含めて身ぐるみ全部はがれるイメージなのですが、賃貸住宅はOKなんですね。
ところで自己破産した場合、会社には分かってしまうのでしょうか? -
会社から借り入れをしているかどうかですね。
借りていたら債権者に加える必要があり分かってしまいますが、借り入れしていなければOKです。
長年勤務している場合、退職金がどの程度になるか証明する必要があり、退職金規程など特に申請せずにもらえればOKです。 -
では、家族には知られてしまいますか?
-
知られずにできる可能性もありますが、おすすめしていません。
このような状況に陥った理由を家族で共有して、生活を立て直すためには家族で協力する必要があります。
ご相談は内緒でも可能です。
解決の見通しが立つかどうか、まずはご相談ください。 -
借金を整理するうえで何か気をつけた方が良いことはありますか?
-
合法的に借金を減額できるなどという広告は要注意です!
着手金だけ払わされ、途中で放り出されるケースも報告されています。
最初から信用できる事務所にご相談を。
ぜひ、みおにお任せください!
みおのまとめ
特に、賃貸住宅に住み続けられることや、会社への影響を最小限に抑えられる可能性があることは、多くの方にとって心強い情報といえると思います。
借金でお悩みの方は、一人で抱え込まず、まずはみお綜合法律事務所にご相談ください。