今回のテーマ
弁護士の仕事ついて~その①~
多くの人々が弁護士と聞くと、すぐに裁判のイメージを思い浮かべるかもしれませんが、弁護士の役割はそれだけに留まりません。
今回は、代理人としての弁護士の役割や、相手方が弁護士を立てた場合の適切な対処法について解説します。
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今週から2回に分けて弁護士の仕事について話をしたいと思います。
まず「弁護士に何を頼めるのか?」と思われている方もいるのではないでしょうか。
弁護士が担当するのは、裁判だけではありません。
弁護士には、代理人として本人に代わって、相手と交渉することを頼むことができます。 -
どのような依頼が多いのでしょうか?
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例えば、示談交渉や慰謝料請求があります。
夫が不倫をしていて「不倫相手に慰謝料を請求してほしい」とか、 逆に「高額の慰謝料を請求されているから交渉してほしい」と言われることもあります。 -
お金の絡む交渉ということですね。
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離婚に関する事件でお金の話は、なかなか言いづらいですよね。
「もう口をききたくない」ということで交渉してほしいと依頼を受けることも多いです。 -
この他にはどのような依頼があるのでしょうか?
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相続に関する事件があります。
「長年交流のない親族が相続人の中にいるので、連絡してほしい」といったケースや 「不審な点があるので相手に説明を求めてほしい」といったことがあります。
このように「代理人」として相手と交渉できるのは、「弁護士」だけです。 -
場合によっては、逆に相手方が弁護士を立てることも考えられると思います。
このような時はどう対処するのがいいでしょうか? -
相手方が弁護士を立ててきたら、こちらも弁護士を立てて対応すべきです。
その方が、話が早くまとまります。
弁護士同士なら、妥当な解決の落としどころがわかるので、 裁判をしなくても、それなりにお互いにメリットのある解決案を探ることができます。 -
まずは真っ先に弁護士に相談ですね!
みおのまとめ
示談交渉や慰謝料請求、相続問題といった、法的知識が必要とされる様々な場面で代理人として機能し、困難な状況を解決できるようサポートします。
日常生活における法的問題に直面した際には、ぜひ「みお」にご相談ください。