始まってみなければわからない、でも、始まってからでは遅いのが相続トラブルの厳しさです。 本書は、ネットで調べるだけでは掴みきれない、相続の実際や知っておきたいルール、注意点、さらに、おひとりさまの相続や、2019年以降に予定されている相続に関する民放改正までを、できるだけ難しい言葉を使わず、具体的に解説。Q&A形式が基本ですから、今気になっているタイトルから読みはじめていただくこともできます。
弁護士法人みお代表/弁護士。
大阪大学文学部英文学科卒業後、商社勤務、「エレクトーン」トレーナーを経て結婚。専業主婦となるが、1995年、阪神大震災を経験し、「もう一度社会に出て人の役に立ちたい」と弁護士になることを決意。97年、司法試験に受験1回目で合格。2000年4月弁護士登録。02年、現事務所を設立し、現在に至る。主婦から弁護士となった「主婦弁」として、法律をわかりやすく伝え、苦しむ人の力になることをミッションとする。
「当然のように長男が全財産を相続」「自宅以外に財産はないのに、嫁と孫に売却を迫られた」「莫大な借金が発覚」「義父の介護をした嫁に1円も入らない?」「ハンコは最後の砦!?」 「不動産と相続税」「おひとりさま相続」等々、相続でいまもめている最中の方、近い将来相続問題に直面しそうだと心配している方、遺言書を書こうかと検討中の方に役に立つ、実例や法律知識、解決へのアドバイスがぎっしり。平易な語り口で気軽に読めて、しっかり役に立つ1冊です。